ふぇり

戦場からのラブレターのふぇりのレビュー・感想・評価

戦場からのラブレター(2014年製作の映画)
4.4
とても良かった。覚悟してたけどつらい話だった。

美しい映像にとても引き込まれる。一瞬触れる手、一輪の花、手紙…夢見るようなヴェラの表情が印象的。
遠い国では一人のドイツ兵の死を嘆き悲しむ恋人や家族がいる。誰も幸せになれないのにどうして戦争なんてするんだろう。
仲のいい弟、主人公に想いを寄せる友達、息子の不在に不安定になる母親。
彼女の訴えも虚しく、またすぐにもうひとつの戦争が始まることを知っているから、余計に胸が痛くなる。

アリシア・ヴィキャンデル、今までそんなに好きではなかったけど素晴らしかった。
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