romio

ぼくのエリ 200歳の少女のromioのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.6
裏切りのサーカスを見てからというもの、ずっと気になっていたこの作品。
RAWを見る前についに鑑賞。
北欧最高!!めっちゃ好き。

超絶な雰囲気映画。
雪に真白く覆われたその街は。
いつもどこか寂しげで。
だだっ広い公園の真ん中で一人たっているような。
それでいて行く場所のない小さな田舎町。
昼間は曇り薄ら暗く、夜は雪の反射で少し明るく。

LET Me in LET Me in
声にならないその声は、誰の耳にも届かない。
雪が音を吸い込むように。
トントン、トントン。
聞こえてくるのはそんな音だけ。


子供時代の危うさ。
小さな恋慕。
前後の物語も想像が膨らみ、そして感じる想い。
夜中にひっそりと見たい映画ですね。
最近、東京でも雪が多いですし、この季節におすすめ。
romio

romio