4年の闘病の末に妻(キム・ホジョン)を亡くなった。知らせを聞きやってきた娘(チョン・ヘジン)の嗚咽にオ・サンム(アン・ソンギ)はがんが再発したという言葉を聞き、途方にくれた妻の泣き声を思い出した。化粧品大手の重役であるオ・サンムは献身的で忠実な看病をする夫だった。葬儀場はいつの間にか弔問客でいっぱいになり、部下はオ・サンムの決裁を必要とする書類を持ってくる。新化粧品リリースを控え、広告コピーやパーツモデルに関する論議をしながらも、オ・サンムの神経は他の場所に集中する。弔問に来た部下のひとり、チュ・ウンジュ(キム・ギュリ)は長い間、オ・サンムの恋慕の対象だった。