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ガタカのワイCのネタバレレビュー・内容・結末

ガタカ(1997年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

BS12 ノーカット

ガタカの社員とか、最後ヴィンセントと一緒にロケットに乗ってる乗組員とか、ヴィンセントが生まれた時の医師達とかにアジア系の人とかアフロアメリカンの人とかがいっぱいいたので、肌の色じゃなくて遺伝子による差別をするようになった未来ってことがわかるようにキャスティングされていて感心した。

でも、人種や性別の差別がなくなっても、遺伝子差別が行われるようになるって、人が複数人いたらいじめや差別は絶対起きるって話を思い出す。切ないね。

ユージーンはヴィンセントに会う前から自殺しようとしてたので最後自分の夢も叶ったしヴィンセントの夢も叶ったってことなのかな。

アイリーン、途中までヴィンセントを警察に突き出そうとしてるのかと思ったよ。

未来の街もかっこいいけど未来の服もかっこよかった。ガタカの社員とか警察がみんな同じ服着てるのが管理社会ぽくてよかった。

ラストの遺伝子検査員の人が結果誤魔化してくれるシーン、前述したような人種的な理由とか性別的な理由で宇宙飛行士とかパイロットになるのが難しかったけどなることができた人に憧れる子供が実際いるのと同じやね。
良いSF映画でした。
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