遺伝子操作によって、優れた能力を持つ者を創り出すのが一般的になった世の中。
優れた人間が「適正者」と呼ばれ、その者達だけが夢を叶える事を許された。
遺伝子操作をせず「不適正者」として産まれたヴィンセントは、心臓に欠陥があった。
適正者として産まれた弟との差は歴然。
しかしヴィンセントには、どうしても諦められない夢があった…
手にとっては辞め、を繰り返してきたこの作品。
難しいんだろうな〜って思ってたけど、めっっっちゃ面白かった！
不適正者である事を隠し、他人になりすまして宇宙局「ガタカ」に潜り込んだヴィンセント。
血液、毛髪、唾液などで個人の特定が簡単に出来てしまう中、どうやって誤魔化すんだろう？ってハラハラしながら観るのがすっごく楽しい(*˙꒳˙*)
様々な小細工をして、上手くかわしていくのがすごい！
ヴィンセントがなりすましてるのが、事故で下半身不随になってしまったエリートのジェローム。
ヴィンセントに生活の援助をしてもらう代わりに、人生全てを彼に捧げた。
この２人の雰囲気がすごくいい！
ジェロームがヴィンセントの夢に自分の夢を重ねる。
エリートでありながら、エリートになりきれなかった自分から解放されるジェローム。
適正、不適正って人が決める事じゃないよな〜って思った。
不適正者である事をバネにしたヴィンセントと、適正者である事を重荷に感じるジェローム。
ラストシーンは、観た時のコンディションで感じ方が変わりそう(´•ω•｀)
