このレビューはネタバレを含みます
名作だと思う。
欠点ばかりを粗探しするのではなく、美点や心を見ること。
誰にでも不可能はないということ。
そして運命に生かされるのではなく、
運命を決めつけるのでもなく
運命を変えることができるのは自分次第。
投げ出さずやれるとこまでやり続けるんだ。
そうすることで明日は変わる。
ということをこの作品が教えてくれてる。
本物のジェロームめっちゃいい人。
ヴィンセントのことを想って日々動いてくれていて
ヴィンセントの為に動かない脚を引きずってまでも二階まで上がって
2人の絆が凄い。
「欠点を探すことばかりに必死になってるから本当のところが見えなくなるんだ」
適正者、不適正者の表面なんかでみるんじゃなく心だ。
可能性は誰にでもあるということをこの作品が伝えてくれている。
あの偉そうな刑事がヴィンセントの弟だとは気づかなかった·····
そしてあのdoctor最初から気づいていたんだね!
何者だ!
適正者の中のいい人の例だね。
ラストめっちゃ泣けた。
ヴィンセントが宇宙へ行く時
同じタイミングでジェロームは自ら焼却炉に入り·····
ヴィンセントには自分の髪の毛を封筒の中に入れ、それを察したヴィンセントの表情切なかった·····
ジェローム本当にいい人だった。