このレビューはネタバレを含みます
ゴジラとコングの巨獣頂上決戦がついに！
というわけで、まさしくこの１文に全てが詰まった映画だと思います。
コング輸送中の海上での戦い、香港での最終決戦、とにかく迫力満点の乱打戦です。
「ゴジラよ…お前いつからハリウッド版ゴジラ並に走るようになったんだ…」となるぐらい、両者互角の殴り合いで、細かい設定等々は置いておいてここにこの映画の全ての価値があるんだと、食い入るように見てしまいました！
さて、肝心の（？）ストーリーですが、対ゴジラ用兵器（小栗旬が白目で操縦するメカゴジラ）の完成には全ての巨大生物の故郷である地下世界の膨大なエネルギーが必要で、そこにたどり着くにはコングに先導してもらう必要があるというわけで、途中ゴジラに襲われながらも人類は地下世界を目指します。
地下世界には間違いなくコングの先祖が住んでいた形跡もあり、なんだかんだで膨大なエネルギーの入手に成功してメカゴジラが起動します。
が、この地下世界がなんなのかというぐらいツッコミどころが満載でして、コングってそんなに知能があるの？となるような人工物もあり、そもそも地下世界に入った瞬間重力の逆作用がはたらいたりするのはわからなくもないが、もうちょっと歪んではたらいたりしないか？とか、この辺は考えたらキリがありません。
そして舞台は地上に戻り、最初はゴジラとコングの戦いでしたが、両者ともにメカゴジラが悪いやつという本能的な判断により共闘し、メカゴジラは敗れ、両者は互いを認め合い一件落着です。
本当にバトルシーンは最高ですが、KOMでゴジラに頭を垂れた巨獣達はどこいったん？とか今までのつながりがあまり感じられませんでした。次回作はどうなる？
※MAN WITH A MISSIONのエンディングがカッコよかったです。
