このレビューはネタバレを含みます
怪獣のド迫力な大暴れが観たいだけなので、再三の決めポーズ、コングとの青春全力ダッシュ、謎の無重力バトル、リオデジャネイロに放射線を撒き散らす勝利の祝砲、等々、観たいものは観れて楽しかったです。あとセミみたいな胴体デザインのモスラも凛々しくて良かった。
ガバガバな脚本や重力制御等のSF的な設定の説明不足感については、そこの整合性は求めていないのでいいのかなと思います。
一方で、地底文明については「予知夢を見る古代民族の生き残り少女」とか「男どもが槍を持って走り回り、奴隷が引き回す謎の棒みたいなやつを動力源にしている」みたいな、記号的なミステリアスアジア圏密林地帯土着古代文明は何十年前からやってるんだよっていう半ば呆れを伴いながら見ていました。重力を操る文明ならもうちょい発展してるだろとは思う。
あと、開始前の予告編で猿の惑星が流れていたんですけど、映画本編の中盤でも猿の惑星を観てるのかゴジラxコングを観ているのか混同しそうなシーンがありました。スケール感もコングが人間サイズみたいな見え方になってたし。
そういえば地底世界は何で地上と同じように光が届いているんだ？
