トム・クルーズ、ずいぶん昔から見て来てるんだけど、今調べて見たらぼくと一つ違いの1962年生まれ。その年で、このジャック・リーチャーを演るというのだから、どことなく寂しさも漂うはず。ところが我らがトム、そいつを逆手にとって、不思議なスパイスの効いたアクション映画にしてしまうのだから、ハットオフだね。
コビー・スマルダーズも悪くない。でもなんとなくニコール・キッドマンを思い出してしまう。違うのはランニングフォームの美しさ。トムと並んで走るシーンは見てるだけで気持がちよい。それからダニカ・ヤロシュちゃん。彼女、1998年生まれというから、ぼくの娘とひとつ違いじゃん。そりゃ制服が似合うわな。
なんてことをつらつらと書いていると、なんだか湿っぽくなってきちまったぜ。映画のことじゃなくて、すっかり別のことを考えている自分のこと。ずいぶん長いあいだ映画を見て来たよな。
そんな気分にさせてくれたトム・クルーズに、ともかく拍手だな。
