ロビン

下衆の愛のロビンのレビュー・感想・評価

下衆の愛(2015年製作の映画)
3.4
日本アカデミー賞の作品賞を受賞した『ミッドナイトスワン』の監督である内田英治監督作品。
インディーズ映画の世界を描いた作品。
インディーズ映画最高なんて描写は微塵も見せず、映画ジャンキー達の腐りっぷりが半端ない。
最近巷で話題になった、枕営業のお話もたっぷり。。

自称映画監督の主人公がタイトル通り下衆でクソ過ぎの性欲猿野郎なのに、周りの人達は何でこんな実力もない口ばかりのクズに振り回されているのかがかなり不可解。。
そして主人公が下衆でクソ過ぎて、コイツが何をやっても何を言っても薄っぺらく感じてしまう。。
それと主人公以外も、何だかんだクソな連中のオンパレード!

この作品で「伊達に40年映画やってない」「映画は闘いだよ」が口癖のでんでんさんは、やっぱり良い味出してるなぁ。
でんでんさんとキョウコのシーンはかなり笑える!
あれは死んで欲しいよね〜笑

この作品で印象的なセリフ。
「シャブよりもたち悪いからな、映画はよ」
「映画っていうクソみたいな女にハマったようなもんだろ、お互いそんな女と一生別れることはできないだろ、だからヤッてやってヤりまくってやりゃいいんだよ」

「あんたにプライドないの?」
に対する
「何それ食えんの?」
の返しは最高だった!
ロビン

ロビン