全編一人称視点で展開されるアクション映画。FPSというゲームのジャンルがあってまさにそれという感じ。
お話はゲームそのものでどこかで見たこと聞いたことのある設定。長編映画には向かないと思うがただそれを超える面白さがあった。
銃撃戦から肉弾戦、VS超能力者に至るまでアクションが画面に展開される間の迫力や没入度は病みつきになるほど。敵を撃った後の人体破壊もぬかりなく映っていてR15でいいの?と思ってしまうほど。敵の軍団と戦うときの無駄に勢いがあって何が何やらすぎる一連のシークエンスも好き。オープニングの悪趣味な感じも痛そうだけど美しい。
クライマックスのクイーンのDon't stop me nowも最高でした。あれを正式にPVしてほしいくらいテンション上がりました。
シャルト・コプリーが怪演していて彼の七変化ぶりには楽しくなったのもプラスです。
ただこれ一人称視点がゆえに酔います。大画面で見たかったけどDVDで良かった。