DVDで鑑賞。画質がかなり悪くて厳しい。そのかわり映像特典でフォトギャラリーで高解像度のクリスティーナ・リンドバーグが拝める。
退屈な田舎暮らしの16歳の少女がスウェーデンの都会のストックホルムで暮らす姉に会いに小旅行に出る話。
昼間は観光や買い物したり夜はナイトクラブに出掛けたりする遊び人の姉に影響されて少しずつ開放的になるインガ。
姉の同棲相手の男友達まで紹介してもらい初体験まで済ませてしまう。
そこから彼女のスイッチが入り姉に嘘をついて外泊したりとパートナーとお盛んに。終いには姉の同棲相手まで寝取ってしまう小悪魔インガ。
1971年当時のストックホルムの風俗やファッションが可愛らしく音楽も当時の流行歌っぽくて青春ムービー的。
しかし主演のクリスティーナ・リンドバーグはプレイメイト!脱ぎっぷりもイイし豊満なバディとあどけない顔で男達を虜にする魔性の妖精。
しっかりと濡れ場を見せてポルノ一歩手前のレベルに驚いた。今だとゾーニングが細かく分けられ本作は18禁だろう。
この時代の空気のおおらかさ、ユルさがたまらない魅力を放つ。
姉も同棲相手も男友達も両親も悪い人は1人もいないがそういう状況に置かれるとどうしてもそういう風になる運命なのだという化学式の様な作品。凡庸だか普遍的、しかもエロ描写も逃げないのが好感が持てる。