ユースケ

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラードのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・ロドリゲス監督によるマリアッチ三部作の完結編。
アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ダニー・トレホ、チーチ・マリンなど、お馴染みのロバート・ロドリゲス組に加え、ジョニー・デップ、エヴァ・メンデス、ミッキー・ロークなど、無駄に豪華な俳優陣が参加しているのですが、ルーベン・ブラデスやエンリケ・イグレシアスなど、ミュージシャンも参加して何が何だか…

エレキギター型のマシンガンをぶっ放し、ギターケースで階段を滑り降り、マタドールのように弾丸を避け、キメまくるアントニオ・バンデラスがマリアッチ三部作の主人公のはずなのですが、前半はバレバレのカツラと付けヒゲ(私物)の変装(義手のギミックも最高)でふざけまくり、後半は盲目のガンマンとして物語に決着をつけるジョニー・デップが本作の主人公。
特に、CIA役のジョニー・デップが胸に大きくCIAと書かれたTシャツ(私物)で登場するシーンがたまりません。しかも、CIAの下に書かれているCIAの略の内訳はCleavage Investigation Association(おっぱいの谷間調査協会)ふざけ過ぎです。
物語の方向性がわからない上、裏切りに次ぐ裏切りでカオス状態。ちゃんと見ていないと理解できませんが、ジョニー・デップだけ見ていれば問題なしです。

ちなみに、ジョニー・デップの悪ふざけで目立たなくなってしまいましたが、今回のギターケース・ネタは火炎放射器とラジコン爆弾でした。