藤田武彦

バジュランギおじさんと、小さな迷子の藤田武彦のレビュー・感想・評価

3.2
インド映画として、踊りが効果的。
ゾンビのように赤く彩った踊りや、スリラーのような人形のような踊りは象徴的。

主人公の姿も力強い。
子供が沈黙を勧めても、正直を貫き通す。
集団で殴る警察の姿と対照的。

ヒマラヤの大自然の中を移動するシーンは映画的。
トウモロコシの上に寝転がって空を見上げる場面も開放感がある。
こういうシーンがもっとあると、さらに良くなるだろう。
藤田武彦

藤田武彦