甘口映画

バジュランギおじさんと、小さな迷子の甘口映画のレビュー・感想・評価

4.5
何も言葉を発しないシャヒーダーが、仕草や表情がその分とっても可愛くって、しかも次第に態度や表情で心を開いて行くのがわかるところなんかも微笑ましかったです。

結末は予想されたというよりも、「こうなって欲しい」と願う観る者の気持ちに応えるように進んで行ったように思われます。
そこになんともマッチした美しい音楽が重なり、心と涙腺を激しく揺らされました。

全編通して、ダンスもあって、明るく、悲壮感がなく、いい人たちも多くて、それでいてスリリングな場面もあったりと場面場面の起伏もしっかりで引き込まれました。

インド映画はその長さから見る前にちょっと身構えたりもするんですが、この作品は長さを感じさせない楽しさと明るさと可愛らしさと、そして大きな優しさに覆われていました。

また、山の景色の美しさにも目を奪われました。
甘口映画

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