てるる

コインロッカーの女のてるるのレビュー・感想・評価

コインロッカーの女(2015年製作の映画)
3.7
擬似家族の殺し合い。

コインロッカーに捨てられていた赤ちゃんがヤミ金業者の女に引き取られ、自分自身も取り立て屋になっていく話。

韓国映画らしいバイオレンスや流血もあります。

兄弟姉妹みんな血は繋がってなくても、一時期は家族として暮らしていたのに、成長して皆がそれぞれ闇に堕ちていくのツラい。

ひたすら「母」の言うことを聞いて暴力的な毎日を送っていた主人公イリョンが、初めてするオシャレとか、肩にもたれちゃうの可愛すぎる

それだけにあの中盤はしんどい。
「母」の母も同じような感じで受け継いでいたのだろうか。

「君が描く光」にも出てたキム・ゴウン好きだわ。
母親役のキム・ヘスはショートカットで容赦ない感じがハマってた。
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