簡単にいえば裏社会で生き抜く少女の話。
あんまり好きなジャンルではなかったが、お二人の演技にぐいぐい引き込まれた。
お母さんの表情を見ているだけで釘付け。
台詞が少なく動きもあまりないので同じようなカットが多いのだが、全く飽きさせない上にそれすら気づかせないくらいの表情が凄い。
キムゴウンさんは、『その怪物』も凄かったけど今回も負けないくらいのインパクトで心に残った。
救いようのない話だし、共感したり格好いい!となるのは違うのだろうけど、悪にも自分たちの善があり、ルールがあり正義があるんだろうと思った。
そこには、ひとかけらの愛情があったと思いたい。