シネフィルmonk

大恋愛のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

大恋愛(1969年製作の映画)
3.9
再び「ピエール・エテックス/レトロスペクティブ」へ。今回は劇場を大阪駅裏の開発が進む地域、梅田新シティのシネ・リーブル大阪に赴いて鑑賞です。

今週は監督・主演を兼ねるマルチな才人エテックスが脚本のジャン=クロード・カリエールとコンビを組んだ長編三作目の『大恋愛』と4話のオムニバス『健康でさえあれば』、さらに短編の『幸福な結婚記念日』『絶好調』です。

『大恋愛』(LE GRAND AMOUR 、1968)は富豪の娘と結婚したエテックス演じる主人公。重役の部屋も与えられ、何不自由ないはずなのに満たされない。そこに新たな若い美人秘書が現れ、夢想に耽ることに。
空想のベッドが車のように動き出すシーンは意外性があって面白い。
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