タコ社長

ヤクザと憲法のタコ社長のレビュー・感想・評価

ヤクザと憲法(2015年製作の映画)
3.7
コーヒーと煙草で延々続く日常をやりくりしていく様がなんともいえない。
法律によって人として生きていく退路を断たれる皮肉。社会で疎外された者を受け入れてくれる場所ではあるが、更に別の生きづらさが待ち受けている。
日本の歴史を支えてきた仁義や任侠の付加価値をこの世の中でどう捉えるか。

山之内弁護士の佇まい。地の底から這い上がってきた者を手助けしたいという純粋な想い。事務のおばちゃんの朗らかさに何度も救われる!
タコ社長

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