前作に増して2のほうが面白いというパターンで嬉しい限りです。
前作は割とパディントンがどうやってロンドンに来てブラウン家族たちと町のみんなと絆を作ったかに焦点を当てていたので、シンプルだったのに対して、その人間(クマ)？関係を踏まえて物語が動き出して、スペクタクルが目白押しだったので、見せ場の連続でした。
紳士だけど、割とおっちょこちょいなパディントンの大暴走っぷりに大笑いしたり、叔母さんや家族との絆にほっこりしたり、絶体絶命だらけの危機に緊張したり、ひっきりなしに心が上がりっぱなしで大変だったからもっともっと観ていたい欲が残ってる。
ヒュー・グランドお得意の胡散臭さでみごと落ち目の俳優という自虐的な役柄も演じきっていたし、心優しいサリー ホーキンスの演技はぐっと心を温かくするし、なによりも飛び出す絵本の中に入り込むシーンはロンドンのステキな世界を旅してるみたいでまた体感したいな。
