tacky

ジョン・ウィック:チャプター2のtackyのレビュー・感想・評価

3.2
「ジョン・ウィック」をしても、シリーズ化の難しさを垣間みた。
伝説の殺し屋が、壮絶な死闘でリベンジを果たす前作の爽快感から、
主席?連合やバワリー?なる存在が、素直な復讐劇から、複雑な背後関係の物語となってしまった。

しかも、スーパーマンぶりが薄れて、ただの強い殺し屋になったのは、あまりに強すぎてアクションが発展しないからだろう。「イコライザー」の好例もあるし、ここはスーパーマンのままの方が良かったと思う。

前作でリベンジが終わっているので、新たな展開や設定が必要なのはわかるが、その時点で爽快感からは程遠い、普通の裏社会アクションになった。

一つだけコンチネンタルホテルの約束だけは魅力的だったが、敵がセコイ小物でイライラするし、そのせいでNY中を敵に回すなんて、ありえないコンティニュー。
三作目には期待しないで観る事にしよう。
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