最高のアクションを堪能できる。生身の人間がCGなしでやりあってるんだから迫力がないわけがない。何をやっているのかも分かるし暗いシーンもあるが誤魔化している感じはしない。多種多様な武器も面白い。このアクションレベルでビッグバジェット大作が日本で作れればまた違った邦画の形ができるのになぁと思わされる。
全ての労力をアクションに振り切っているため脚本や演技、演出にはあまり厳しく言わない人が多い作品だけどそこをもっとなんとかしてたら新しいアンダーグラウンド映画の金字塔たり得たかもしれない。しかし、今作の
評判で下村監督の次作が潤沢な資金でできるのならばその時こそあらゆる面でバケモノな映画を作れるかもしれないと思うとそれもまた楽しみだ。