火の山のマリアのNinaSinnermanのレビュー・感想・評価

現代日本に生まれ育ち生きていると同時代で平行してある生活とは思えない内容。

けしてこの地域だけがそうではないこと、もっと(所謂先進国社会から見て)過酷な地域があることも認識だけはあるのだけれど。

文明社会としてどの地域もかつては似たようなもので、通過点として長らくそうしていたはずだろうけれど。

映画というか、自分の生活環境や属する社会との乖離が激しすぎてドキュメンタリーを見ているような気分だった。

映像は生っぽくリアリティがあって美しい。
撮る人の視点に強さを感じた。