印象的なジャケットにキャッチーなタイトル、認識はあったけど今まで興味を持つことなく。
珍しく今日は目に止まり、あらすじ見るとロードムービーとな、ほう。
冒頭からカチカチした情報過多のモノローグ、カタカタしたアニメーション。
ウェス・アンダーソンのフォロワー??と思ったらジャン・ピエール・ジュネ。有名だよね。(←抑揚なし)
名前だけでこれまで全然意識したことない監督でした。
なにせなんか合わない気がして一度もアメリを観ていないもので。
一応調べたらえ??エイリアン4撮ってる!(笑)
観終わってもやっぱウェスみが強いけど、どっちが先なんだ??
ウェスよりも色味がヴィヴィッドで、ブラックなエグみは薄く、撮り方はリアルに寄ってるけど。
ひたすらウェスの亜流みたい・・と思いながら観てしまったけど、モンタナの自然は美しく描かれていてそこはとても惹かれた。
でもロードムービーとは呼ばせたくない。
ほぼ一人で(ご都合過ぎて快適過ぎる) 貨物列車乗ってて、道中エピソード薄過ぎる。
それにウェスのどんなごちゃごちゃも残さずそのまままとまる感覚はなくて、なんか色々ニョキニョキ飛び出してフタ開きっぱなし、みたいな綺麗に閉まらない感じ(でも綺麗に締めた風)もなんだかなぁと思う。
この一作もフィルモグラフィーも色々チグハグ感がある監督だなぁ(笑)