『ジュラシック・ワールド』の「ワールド」部分伏線回収の巻
島からの救出劇のお次は御屋敷でのパニック・ホラーと128分の間に色々と詰に詰込んだ恐竜レベルに化け物作品でした。
『ロスト・ワールド』のリメイク版のような作品でもあり、前作には足りなかった恐竜そのものの怖さもしっかりと描かれています。前作のようなクオリティが好きな人には物足りない作品かもしれません。
やはり注目される点はラストのとある決断ですけれども、先に公言させていただくと個人的にはあの決断に賛同です。なんせ『ロスト・ワールド』の終盤シーンでアドレナリンが大爆発するほどの街に恐竜がいるっていうのが性癖に当てはまるレベルに好きなものでして…
勿論反対派の意見も十分納得ですが、戦闘するとなると恐竜よりも暴力的なクリプトン人が地球にいる方がよっぽどホラーです。
人類に残された道は共存か戦争かの二択となってしまいました(『猿の惑星』そっくりですやん)。次回作では地球が「墜落した王国」となってしまうのか、期待です。