Boss2054

アメリカン・ヒーローのBoss2054のレビュー・感想・評価

アメリカン・ヒーロー(2015年製作の映画)
3.3
超能力を持っていながらも、
生活者として欠点、
子供の親権を母親と抗争中、
酒、クスリ、オンナにだらしがないなど、
を持った男が主人公。
なので、最初から主人公に共感しづらい。
その上、作品のタッチがドキュメンタリー風なので、
つまり、画面が見づらいので、
私的には、さらに共感しづらい。
説得力を持たせるためにドキュメンタリー風にしたのだろうが、
この作品にその表現が合っていない気がする。
そんな二重の共感を阻む障害の所為であまり愉しむコトが出来なかった。
もちろん、ドキュメンタリー風にした効果は、
超能力の表現の説得力を増すのに一役買ってはいるが…。
この手の作品は、下手な小細工をするより、
ストレートに見せ切った方が良い様な気がする。
まあ、そうすると、
凡庸な超能力映画になってしまうと思って、
こっち側に舵を切ったのだろうが、
残念ながら、あまり上手くいってるとは思えない。
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