50歳にして子供が予想よりも早く巣立ち夫婦2人きりになった宮本家。かすがいだった息子が家から居なくなり、第3の人生をどう生きるか？人生100年時代に於いては大変重要なテーマだ。我が家では…まだ考えたくないのが正直なところだが。
長く一緒に住んでいると色々なことがあって、若い時とは感情も何かと変わってくるけど、この2人の関係はなんだか微笑ましい。戻るところにちゃんと戻ってくるのはそれまでの関係性があってこそ。
本作は奥さん役が天海祐希でちょっと夢見がちな設定ではあるけれど、これからの長い人生をどう過ごすかはとても重要で、まあ教材的作品にもなり見て良かったかなと思う。
