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裸足の季節のcharoのレビュー・感想・評価

裸足の季節(2015年製作の映画)
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“自由“に向かって突き進む少女。


美しい自然の風景からは想像がつかないほどに、
家内は拘束されていて、古いしきたりに縛られている…


静かな日常に潜む、感情の高鳴り。
表には出せない内側の複雑さに衝撃を受けた。
自由奔放に生きていた序盤から、
“大人“とされてからの落ち着きが悲しい…


見ていて苦しくなる部分も多かったけど、
彼女たちなりに楽しい瞬間を見つけて、
笑って全力で今を過ごしている時間が幸だった。
だからこそあんなふうに想像力を消して欲しくない。


映像の美しさ、水々しさ、新鮮さ、
そして未来への希望を感じる作品だった。
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