マザーテレサがどんな活動をしたのか、を学ぶためには良い映画。実は彼女の人生について全く知らなかったので、とても勉強になった。尊い先人として、知り、学ぶべき人。
ただ、病人の傷口やらスラムの人々の暮らしぶりやらが若干リアリティに欠けていて、物語に入り込むというよりかは勉強のためのVTRとして見てしまった感。
この作品と対比して、映画「ガンジー」がいかに偉大かを実感させられた形。あのリアリティはすごい。
それにしてもインド人の「ロジックなんて関係ねえ俺らが気に食わねえから気に食わねえんだ！」っていう感情のままに生きてる感じは笑った（笑）話通じなすぎて（笑）でもロジックが通ってるほうが正しいって思ってる私たちのことを、向こうは笑うのかもしれない。
ご近所さんの出産のときにワラワラ集まってきて、みんなで心配してみんなで喜ぶのはなんとも可愛らしいなと思った。
社会奉仕って、社会奉仕をすることが自分の幸せになるからやるんだよ、とこの前友人が言っていた。自分が何に幸せを感じるのか、すべてはそれに尽きる、と。無私の奉仕、無私の志なんてものは、ハナから存在しないのかもしれない。
