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日本で一番悪い奴らの刺繍屋のネタバレレビュー・内容・結末

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

本末転倒ーまさしくそんなお話でした。

実在の人物をモデルにしたみたいですが、エンターテイメントとして上手く出来上がっていたと思います。

ツッコミたくなる箇所も無い訳ではないのですが、綾野剛さんの名演技もあり、あまり気にする事なく、最後まで鑑賞出来ました。

少し細身過ぎて柔道の上段者には見えなかったのですが、刑事に成り立ての初々しい感じから、粗暴な刑事、そして落魄れていく様、覚醒剤依存症に至るまで、上手にこなされていまさたよね。

個人的には“狐狼の血”には及ばなかったのですが、それでもかなり面白い作品ですので、“狐狼の血”を楽しめた方にはお薦めです。

ここまで酷い状態ではないと思います(思いたいですね)し、全ての警察がこのような状態ではないと思います(そう願いたいです)が、警察だけでなく公的機関には多かれ少なかれ、こういった状態は日常的なのかもしれないですね。
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