高瀬とうや

侵入者 消された叫び声の高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

侵入者 消された叫び声(2015年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラー色が強いかと思ってみたら、ただの「人が勝手に住んでました」という、前もこういうの見たよ。という映画。
ただ他の作品と違い、ちょっと説得力に弱い。
※他のは息子を愛するがあまり異常な行動をとってしまったので食料とか調達できたし、ヒロインの行動を抑制できたけど、これはどうやってお前生きていたんだ?という疑問が強い。

個人的には人形の首とか、薄れていった地下室の文字とか怪奇現象は確かにあった・レイチェルが警告した、的なホラー要素も欲しかったんだけど、マーカスが隠し部屋に住んでました、オチなので非常に弱い。
あと怪しいでしょう?とミスリードさせた隣人の存在も弱い。
隣人の娘の「他者を拒む」という姿勢も大して意味なかったし。

【ストーリーを忘れるであろう未来の自分用あらすじ】
母を亡くしたローズは、父と共にとある郊外の田舎町へと引っ越す。
そこは以前、レイチェルという少女が行方不明になった家で、近所の人間からも「よくあんな家に住むものだ」と思われた。
内装工事を担当する青年ノアと恋仲になりつつ、家の不気味な雰囲気にローズは怯える。
失踪したハズのレイチェルが監禁されていたような地下室、階段に置かれる人形の首、感じる人影、すべてが怪奇現象に思え、父にそれを訴えるが「母を亡くして精神が不安定になってる」と真剣にとりあってもらえない。
次第に父娘仲も険悪になる。
ローズは自宅で何者かに薬を盛られ意識を混濁させられたことで「家の中に見知らぬ誰かが居る」と疑うようになる。
ひょんなことから家の設計図を見たローズは「隠し部屋」の存在に気づく。
そしてそこにはレイチェルを殺害した前住人の青年、マーカスが住んでいた。
マーカスは美しいローズに恋慕をこじらせ彼女を襲う。
すんでのところで帰宅した父がマーカスを取り押さえるが逆に襲われてしまう、混乱したローズは包丁でマーカスの胸を突き刺す。
駆けつけた警察によって保護されるローズ父娘。
マーカスは瀕死の重傷を負い、救急車で運ばれる。

それから時が経ち、ローズたちは再び引っ越す。
ノアとも仲が良好で、これからの生活に胸を膨らませるローズだったが、外を見るとそこにはマーカスの姿が。
それは幻覚なのか、それとも・・・。
高瀬とうや

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