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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場のkotaのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ナンダコレー。
すげーモヤモヤする(笑)

そんなことわかってるけどさー、やっぱり、嫌悪感を感じながらもじゃあどうするの?と言われれば結論なんて出せるわけない自分にモヤモヤする(´・_・`)
正義という概念は確実にあって、人はそれぞれ自分の正義を持っているけれど、絶対的な正義なんて実在しないのだよ……という事を、すごく上手い事伝えてくる作品でした。

長尺すぎず、ダレもせず(物語上必要な展開自体にイラつくところはあるけれど・笑)、緊張感にもメリハリがあってよくできてます。
最後アラン・リックマンにあの台詞を言わせたのも効いてるわー。
作戦途中であれ語られてたら、きっと印象全然違う。
全てが終わった後、あの状況で、あの顔とあの声音でああ言われたら、彼の強硬な正義にも説得力がある。
そして、エンドロールでの少女のフラフープの上手さにウットリ。
あれはイイ画だ。
元々は観るリストに入っていなかった作品だけれど、観て良かった。
これぞフリーパスの恩恵というもの。
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