このレビューはネタバレを含みます
その昔、アラン・パーソンズ・プロジェクトの「アイ・イン・ザ・スカイ」という曲が好きでしたが。
今や空にある目は神秘の存在ではなく、テクノロジー。
決断の痛みはあるにしても、自分達が血を流すことはない戦争のプレイヤー達。
非難したくはない。
多数の被害か、ひとりの少女の命か。涙を流しながらスイッチを押す人々を、一言のもとに残酷と非難はできない。
これがハリウッド映画なら、最後に少女は助かった気もする。
でも、イギリスの、律儀で真面目なイギリスの映画だから。
でも、だからこそ観る方に考えさせる内容になっていると思う。