あさのひかり

何者のあさのひかりのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
3.7
最初のうちはみんなの就職の苦労になんとなく共感しながら、主役なのにどこか存在感消したような拓人くんに違和感を感じたけど、最後の衝撃の展開から、あーそういうことか、と。

とはいえ、私的なはあんまり衝撃でもないし、そこまで最悪とも思えないし、まあ、これくらいのことあるでしょ、と。そしてあれ、就活のために消した方がいいんじゃない?とは思う。あんなの面接先の人事にばれないほうがいいでしょ。

あと、あいつ主人公かよ!的なのも「誰でも自分の人生じゃ自分が主人公でしょ」としか思えないし。もうさあ、そう思ってないと色々やってられないのよ、ってのが何とか就職して何とかやってる中での実感。

もうちょっと若かったら色々刺さってたかも、みんな適役だし面白かったけど、私にはまあ今さら、もう当たり前のことかなって感じもあった。あと、原作は読んだことないけど、もっと深く描写されてるとしたら、もっと映画より面白いのかも。
あさのひかり

あさのひかり