デンマークの人気ミステリー小説「特捜部Q」シリーズの第2作目でで、製作国にスイス、スウェーデンが加わった。
今回は名門寄宿舎学校の近くでおきた兄妹惨殺事件で、特捜部Qの功績が認められ秘書ローセが新たに加わる。
手紙を送りカールに再捜査を依頼しに現れた元市警の警部ヤーアンスンの自殺体が発見される、カール宛に資料を残していた。彼はトーマスとマリーの二人の子供を殺され90年代に退職していた。
二十年前、ビャーネが寄宿舎で二人を殺していて三年の刑期は終えていて、彼は冤罪という。ビャーネを弁護したのは高級弁護士クルム。
お金はどうしたって話。
この事件を調べていたヤーアンスンが、ビャーネの判決を不審に思い調べていたら解雇され、精神科に入れられる。日曜日と満月。
更に資料にない通報者キアステン(キミー)がいて「殺したのはウルフ」だといいそのまま姿を消すが、寄宿舎の物理教師クラウスにレイプされていた。
ここで寄宿舎が絡んでるのは間違いないし、謎の二人の正体も何となく分かる。
結局、問題児の収容施設である寄宿舎で起こった、ゴミ同士の泥仕合って話で、どこにも共感や同情の念が湧かなかった。
この映画に限った話ではないが、やっぱり欧米人とは琴線に触れる要素や、社会規範、道徳観、生きるうえでの境界線が異なるように感じる。
突然襲われ、それが誰なのかは後で分かる。
2話続けて見て思うのが、脚本が同じ人間かは分からないが、伏線を張るパターンみたいなのが分かったような気がする。
あと、そんなずさんな捜査をしたやつは罰せられたんか?カールのようにとも。