ガレージセールに並ぶ90'sの洋楽を漁っていたおバカなギタ女が、酷く感銘を受けた2枚のアルバムがあります。
Prince殿下がNew Power Generationを従えてリリースした『Gold Experience』と…
それと時を同じくしてJoan Osborneがリリースしたアルバム『Relish』に収録された楽曲『One of Us』
殿下もカバーして歌ったという名曲。
ノスタルジックなイントロが印象的。
『relic』な感じとでも表現すべきかな…
その歌詞の中の一節。
ーWhat if God was one of us
もし神が私たちの中の1人だとしたら…
私の宗教に対するスタンスは、この楽曲でフィックスされたものだと言っても過言ではない…今作を観て、そんな曲との出会いの記憶が蘇りました。
不遇の中、苦悩から生まれた信仰。
神よ、我々をお救いください!
天を仰いで祈りを捧げてみたとして…
そこに『彼』は不在だとしたら?
ジョーンの歌みたいにね(苦笑)
なら、あなたが誰かを救った方が早い(笑)
救えるものは限られてるけどね。
それでも祈るより、何か変えられるんじゃない?
遠いお空にいる『彼』より、あなたの心の中にある『アンパンマン』の方が世界を救う役に立つはずだからね。
楽曲を引き合いに出すなら、次はDream Theaterの『In the name of God』でしょうか。作中でも神が徒らに人々を戦わせるなんて描写もありましたね。
それは逆転させてみれば、人は神の名を使って人を殺しもするということ。利己的に、都合よく、神さまを大義名分にして…
ドラえもーん!ジャイアンがイジめるんだー!
仕返しする便利道具を出してよー!
。・゜・(ノД`)・゜・。
…ってね(笑)
のび太くんでさえ、最後は独り立ちしてみせるというのに…いつまで経っても変われない私たち。
私はレビューを考えるとき、頭の片隅に置いておく言葉があります。とても個人的で身勝手な解釈をしてるんですけどね。
それが殿下の楽曲『Gold』で何度も繰り返される言葉…『All that glitters ain't gold』
シェイクスピアのヴェニスの商人で、モロッコ王を嘲った言葉を基にした歌詞。
『光るもの必ずしも金にあらず』
言葉だけを見つめてみても、とても多くの事を考えさせてくれます。簡潔に要約すると…
『物の見方や答えはひとつではない』かな(雑w)
天を衝く山が目の前にあったとして…
それを超えられない山とするのか…
超えるべき山だと闘志を抱くのか…
そこに何を見るのか…
それも人それぞれ違っている。
もし私の命が今日までなのだとしたら…平凡な日常が『ありあまる富』とさえ思えるかもしれない。
同じものを見ても、瞬きひとつ次の瞬間には別の何かに変わっているかもしれない。
もう一度、書いておくと…
ーWhat if God was one of us
もし神が私たちの中の1人だとしたら…
さて…どう受け取ろうか?
神は空ではなく、私たちみんなの心の中にしかいない…なんて言ってもいい。
疲れ切ってバスで寝てるオジさんが、誰かを助けてるかもしれない。助けられた誰かは彼の中に『神』を見るのかもしれない。
どう受け止めるかは…自分次第。
そういう脆弱な価値観に触れてくる作品。
お金が無ければ生きていけないなんてのは…
私たちがそのように作ってしまったから。
それを意地悪な神さまのせいにしてみてもいいけど…
世界のコンセント抜いて、掃除機かけて、もっかい再起動してみたら…違うやり方もできるのかもしれない。とても乱暴な締めくくりだけど…それぐらい荒唐無稽なのもいいもんだよね(笑)
私がエアの使徒になれるとしたら…
なんの音楽が聴こえるんだろう?
80'sになっちゃうけど…
TOM★CATのTOUGH BOYがいいかも(爆)
(↑とても衝撃を受けた邦楽w)
今だからこそ聴かれるべき名曲だと思われます。
(๑•̀ㅂ•́)و✧
最近ジャンル問わず古い楽曲を検索して聴きまくってるんですが…やっぱり80-90'sって名曲多いですねー✨
あ、これ映画のレビューだった=͟͟͞͞(๑º ロ º๑)
えーと…面白かったです!(作文以下w)