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金の国 水の国のan0nym0usのネタバレレビュー・内容・結末

金の国 水の国(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

観賞後
NPG時代の殿下のCDを掘り起こしました。

神盤『The Gold Experience』✨

オペレーターに導かれ、最後に辿り着く曲…

『Gold』

その歌詞の中に、シェイクスピアの『ベニスの商人』の台詞が使われています。

『輝くもの全てが金ではない』

その台詞は『価値のない虚飾』を示唆するためのものでした。

殿下の歌の中で…
その台詞は別の意味で使われます。

『黄金だけがキラキラと輝くのではない』


それは気付きを与えてくれました。
捉え方ひとつで、世界が変わるのだと。

その時、泣いちゃったんですよね。
まだまだ多感だったなぁ(*´-`)

この作品を観た後。
その時の事を思い出したんですよね。
言うて、案外頻繁に掘り起こすんだけど(爆)
前にレビューで書いた気もするし😅

優しい寓話を読んで聞かされたみたいで…
温かい気持ちに包まれる。

あの時の、世界を肯定できる、あの感覚って…とても得難くて、尊いなぁって。

王様や族長たちは『奪う』
レオポルディーネは『守る』だった…
今あるものを、どうにかしようとしていた。

ナランバヤルは『創ろう』と考えた。
惚れた『お嬢さん』が、苦労しないように。

素敵な景色を見せてあげたいから。

水と金で溢れる、美しい国。

今は無くても、これから創れる国。


尊いっ!(´;ω;`)


どちらかと言うと『地味』な作品なんですよ。シンプルで、あっさりしてたりして…

でも、大事なものがたくさん詰まってる✨

あとね、やっぱり女性向けなんですよね。
細々したトコがね…やっぱり女性作家さんらしく、弁えてらっしゃるんです👍(笑)

男性でも楽しめる作品なので、興味があれば是非ご覧になってください😊

殿下の曲も必聴ですよー✨(爆)
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