第二次世界大戦下、ダンケルクからの脱出劇を描く
圧巻の一言。物凄く観るのに疲れ観終わった後は疲労感でしんどい。わざわざIMAXがある劇場に足を運んだ甲斐がありました。
序盤からの映像と音響のリアルな臨場感であたかも戦場に放り込まれたような気分になり終始キリキリした状態にさせる体感型映画体験。陸海空の三視点からなる時間軸でダンケルクからの脱出劇を淡々と見せつけラストに向けて綺麗に収束させていく構成はノーラン節炸裂と言ったところ。
終始鳴り続ける秒針の音、ごく僅かな台詞、雨のように降り注ぐ機銃と爆弾、CGを使わない迫力ある映像美、徹底的に余分な部分を排除し今までに類のないとことんリアルに突き詰めた戦争映画だった。
