このレビューはネタバレを含みます
戦争映画はあまり観ないのだけど、大学の講義でイギリスを学んでるときに、チラッとダンケルクに興味を持ったので、鑑賞。そんなに、知識がなかったので、難しかった。
陸・海・陸それぞれの視点で戦争を捉える構成がよかった。
戦場に向かうって自分から死に行くようなものなのに、民間船で兵隊を助けに向かう国民たち。きっと、それほど、戦った兵隊たちが誇りであったんだろう。そのとき、兵隊たちにとっては、民間船できた人たちが希望であり、民間船で助けに行った国民たちにとっては、敗北してもその兵隊たちが希望なんだろうな。うまく言えないけど、それがかっこよかった。
最後、捕虜にされた空軍の人(人の名前が覚えられない)が本作で描かれていたけど、あの後どうなるんだろうと調べたら、本当に空軍で敵地に着陸し、捕虜にされた人がいたらしく、その後は不明だがおそらくドイツのアウシュビッツ収容所のようなところに入れられたりして、生きてはいないだろうとのこと……。それを知ると、最後のあの人の表情が…悲しい。
もう少し知識を増やして、また観たいと思う。