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ダンケルクのsoumaのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
2.2
『私は残ろう。フランス軍のために』

実話で戦争もの。
ドイツ軍に包囲され
フランスのダンケルクからの撤退を描いている。

ノーラン作品大好きだけど
これは自分には合わなかったな~。

包囲されている状況からの撤退作戦だけあって
物語の展開はあまりなく地味。
陸・海・空の3つの視点・異なる時間間隔で戦争を描いてるせいで
誰の視点で物語を一番見せたいのかがわかりにくい。
CGなしで没入感がすごいって感想が多いけど
3つの視点がころころ変わるのせいで
僕にはあんまり感じられなかった。
みんな大変だったんだなって大味な感想しか残らない。

第二次世界大戦に詳しい人は
この作品がよく感じるのかも!
時代背景がわからないとあまりおもしろくないかな。

あと、音楽も煽るような音楽が多かった印象。
実際の戦争の現場に音楽なんて流れないんだから
実話ベースのリアル感だすなら音楽使いすぎかなって思った。
とくに空中戦のときは顕著だった。
フィクションならいくらでも音楽使ってほしいんだけど
今回に限ってはマイナス。

そーいえば、海岸のシーンで泡がめっちゃあるんだけど
『泡の花』って呼ばれてる現象らしい。
寒くて、地形にもよるみたいだけど
日本でも能登半島でみられる現象みたい
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