さく

ダンケルクのさくのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.5
クリストファー・ノーラン監督が描く、ダンケルクの戦い。

この作品には3つの目線、時間軸が存在しており、陸海空のストーリーがあって、斬新でした。そのどれもが濃く、全体を通して”戦争”というものを伝えていました。

この作品の登場人物はあまり話さないのですが、俳優は目を使っての演技力がすごいと思いました。個人的にはワン・ダイレクションのハリースタイルズの演技とキャラクターがかなり良かったです。生きるために必死なのがすごく伝わってきました。

本当にリアルで、臨場感というものがすごかったです。カメラワークもこの臨場感とリアルさを引き立てていました。
それに、音楽が緊迫感を醸し出し、あの段々と荒くなる感じが恐怖を植えつけていた。

最後は各々、希望、に結びついた。戦場で生きた熱い男達の勇姿に感動します。

戦争映画をあまり見た事はないのですが、この作品が他の戦争映画とは違った、新しい作品ということは感じました。
これほど素晴らしい作品に会わせてくれたクリストファー・ノーラン監督に感謝です。
さく

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