まーろう

ダンケルクのまーろうのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.0
第二次世界大戦が舞台の戦争映画って、軍人でもヒーローでもない徴兵された一般兵が苦しみながら死んでいく場面が確実に出てくるのでホラー映画以上に観るのに気力がいるんですけど、「観客席にいる自分は絶対に死なない!」と言い聞かせて挑みました。

もちろん容赦なく人が死ぬし、沈没する船から脱出できずに水死するとか絶対に嫌だなと思うんですけど、血飛沫が飛び交うみたいなのはほとんどないし、最後は安堵した気持ちで終われるので良かったです。
映像の迫力が凄くて自分もダンケルクにいるような気分になりました。

公式かどうか分からないんですけどダンケルクのスクリプト(脚本)ってネット上で読めるんですよね。英語のシナリオってこういう風に書くんだと単純に感心しつつ、台詞がほとんどなくて、動きや情景の説明をする地の文が圧倒的に多いことに驚きました。英語ほとんど読めないんですけど。

ちなみにIMAX上映、予告としてノーラン監督の新作「テネット」の本編映像が何の前触れもなく流れるんですけど、違う映画が始まったんじゃないかと思った人が数人、外に出ていってました。僕もシアターを間違えたのかと焦りました。
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