はる

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘いのはるのレビュー・感想・評価

4.3
2013年にウクライナで発生した抗議活動のドキュメンタリー映画
この作品を見ることで今のウクライナ人の背景を知ることが出来そうです。

先日の報道で、ロシア軍に対して「人間の鎖を作ってウクライナ国歌を歌う」と話している女性がいました。

それと同じ事が2013年に起こっていました。
ベルクト(当時の警察組織)が子どもや赤十字のスタッフにまで銃口を向ける事が信じられませんでした。

市民から抗議を受けて何も言い返せないベルクトの表情は見られたけど、彼らはどんな気持ちで銃を手にしたんだろう。
彼らへのインタビューもあればよかったのに。
他の親ロシア派の意見もなかったので、そこはちょっと残念。もっともっと色んな方向から知りたい気持ちになりました。

この活動があった頃、私は子育てど真ん中で、遠い国の革命より夕飯の献立の方が重要事項でした。
でも現在のウクライナの状況は私達の生活にも大きい影響がありそうです。
他人事とは思わず、ひとつの地球の出来事として考える必要があると強く感じています。

ほんのすきま時間で色んな情報を得ることが出来るし、寄付金を送ることも簡単に出来る時代になっています。
値上げを我慢することだって支援の形だと思います。
正しく知って、今出来ることが何なのか考えたいです。
ウクライナの人々はもちろんのこと、ロシア国内で反戦活動をしている人々のことも忘れないでいたい。
はる

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