さとし

ぼくは明日、昨日のきみとデートするのさとしのレビュー・感想・評価

4.1
見逃していた邦画を見ようパート1!

あるレビューアーさんの感想を見て、早速鑑賞!
なかなか面白かったですね。
”また過大評価してるよ!”とお怒られてしまいそうですが、本当に良かったです。

京都の美大に通う高寿。電車の中で一目惚れした彼はアプローチをかけ、成功するのですが、既に彼女はそうなることを知っていたのです。果たして二人の運命はいかに・・・。

最近本気を出してきた福士さんと映画”恋は雨上がりのように”での演技が気になってる小松さんの共演。ほとんどのシーンは二人だけのシーンが多く、他の出演者(東出さん、宮崎さん等)はほとんど出てきません。福士さんはこれと”ちょっと今から仕事やめてくる”のとにかく明るい感じとは180度違うのがいいですね。小松さんは難しい役どころで現実離れした設定をどう演じきるかがポイントですね。

三木さんはあの”くちびるに歌を”の監督でもあってさすがですね。自然に切ない物語を作っていますね。

さて、ここまではいいことしか言ってませんが、疑問に思ったことを挙げておきます。これは二十歳同士の恋だから成立していますが、25と15さらには30と10も描かなければならないので、極めて危険な脚本です。一歩間違えればとんでもない方向へ言ってしまいます。先生と生徒として成り立つから良かったものの、そうでなかったらいくら福士さんでも演じきれなかったでしょうね。まあ、30には見えませんでしたね。ちょっと無理があります。

まあ、でも若いっていいですね。てか”マトリックス”観にいった彼女と小松さんの役が一緒だった時はびっくりしました。不思議な映画でした。
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