ジョン・カーニーの作品はハズレなし!
前作とは異なって、大人になる少年の成長ストーリーを、おきまりの音楽を通して語っていく、自伝的作品。
BTTFのオマージュなどの映像とバンドの音楽で、観客を一気に引き込んでいく。最高です。
1つの経験から曲をつくり、1つずつ成長していく。
その時に憧れたバンドのファッションをすぐ真似するのは中二っぽくて、ほのぼのとしてしまう。
コナーは監督の少年時代を、お兄ちゃんは今の監督をそれぞれ投影しているのかなと思う。
最後のシーンはこれから2人を待ち構えている困難を表しているのかなと思うけど、2人の表情はまさに悲しみの中の幸せなんだろうね。
唯一引っかかるのは、お父さん仕事ないのに、服を買うお金はどうしているのだろうか、ということだけかな。
オススメの作品です。