「モダn(ry… (^q^)(^q^)(^q^)
ここまでド直球にやられるまで“作品(アート)にかける情熱≒恋愛的熱量”ということに気が付かなかった。
思い返せば「once」「Bigin again」も劇中音楽(劇伴ではなく)の起点は恋愛感情になっていて、ドラマ部分で描かれる“愛情”とは対比構造を伴って明確に線引きされていた訳ですね。
感情を揺さぶるという意味で最も効果的な求愛行動なのかもしれませんね。はい、野暮でした。
ここに書くことでは無いですが、上記を踏まえて過去2作品を振り返ると…
「once」
お互いが別の誰かに向けて作った非常にパーソナルな歌に第三者が共感することによる交流。しかし、それは恋愛のソレとは別なものであり“誰ための歌なのか”を忘れるなよ、みたいな。もにゃもにゃ。
「bigin again」
お互いを想って作ったパーソナルな歌(愛情表現)だったんだけど、それは作品(表現活動)という特性上、公開することで共有の財産となる。
パーソナルなものとしての創作の熱量を肯定しつつ、その先にいる受け手に対する葛藤までを描いていた。
結論としてはどちらも肯定的に描かれており、それはもちろん最終的な決断もそうだが、冒頭のシークエンスでキーラナイトレイの歌がその意図を超越して、偶然耳にしたマークラファロに境遇を加味した運命的な感銘を与えたことに象徴される。
長くなりました。前置きはここまでで本作です。
まぁ、冒頭に書いた通りで歌は憧れの女の子へのラブレター≒創作活動なんです。
それが、次第に生き方(自己肯定)になり、家族や組織と折り合いをつける武器になっていく。かっこいいね!
相変わらずドラマはベタなんでスルーですけど、今回はキャラクターが素敵ですね。もうみんなかわいい。
「スタンドバイミー」と同じ引き出しに入れておきます。
蛇足ですが「モデルの謎」のMVが良い塩梅過ぎて最高。