外は雨

嘘をつく男の外は雨のレビュー・感想・評価

嘘をつく男(1968年製作の映画)
3.9
スロバキアの森の中、男は兵士に撃たれる。男は戒厳令下の町を歩き宿を探す。男の話や、唐突に介入するカット、ちぐはぐな音によって、その存在はわからなくなり、その反復によって、全てが次々に書き換えられ、全てがまるで亡霊であるかのように。

ジャン=ルイ・トランティニャンのサディスティックな行為が冷たく凍るセクシュアリティ。

ボルヘスの短編「裏切り者と英雄のテーマ」。
外は雨

外は雨