Ryoko

西部戦線1953のRyokoのレビュー・感想・評価

西部戦線1953(2015年製作の映画)
4.0
親子ほど年の離れた南北2人の兵士、しかも兵士としては決して優等生ではない2人が「機密文書」と「戦車」をめぐり一対一のバトルを繰り広げる一風変わった戦争映画。
好きだなぁ。笑って泣けて、とても良いです!ソル・ギョングが「ケーセッキャ」連発してくれただけでもう幸せだったんだけど、北朝鮮兵士役のヨ・ジングくんも上手かった。
2人の体を張った取っ組み合いが最高。戦車も撮りようによってはあんなに愉快なものになるのかと!
前半はコメディ、中盤から少しずつ心温まる展開になるんだけど、やはり韓国映画、後半は現実に戻される。普通の幸せを願い、普通の暮らしをしていた人たちがたくさん戦争に駆り出されていった現実に思いを馳せざるをえなかった。
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