このレビューはネタバレを含みます
高校生頃の恋愛って触れる世界が少ないから
〈この人が全てだ!〉なんて恋愛をするんだよなぁと思いながら、なんだか懐かしいような恥ずかしいような気持ちで鑑賞。
義父から性的虐待で自暴自棄になった少女が、男たちとセックスを繰り返す中で、巷で蔓延しているゾンビウィルスに感染。
そんな少女に恋するオクテ男子の純愛物語……?
エロな描写満載、ツッコミどころも野村萬斎なんですが
登場人物が思いの外魅力的。
序盤からちん○こが噛みちぎられタイトルがデカデカと映し出されたり、食いちぎられグチャグチャのまま放置された義父だったりとエログロなシーンに笑いながらも、なんだかんだと純粋な愛してるじゃないか…と最後には感動
〈エロがないラブはラブじゃないし、ラブじゃないエロはエロじゃない〉
主人公、将太の父親〔カントク〕のキャラがとてもよかった。
完全に友松監督自身を投影したようなセリフもダラダラと聞いてしまえる不思議。
おにぎりの梅干しは唾液を多く出すことによって、その消化酵素でデンプンを糖に変換するそうで。だからお米に甘みを感じるそうで。
それと同じように人は涙を流すことで化学変化が起き、人生も美味しくなる。泣くことも人生には必要なんだ。
〈ちん○ぽもまん○こも愛だからね〉
なんだそりゃw
けど好きだなこの映画。