若くして他界した母が娘のために書きためたバースデーカードを誕生日のたびに受け取る主人公の成長物語。
今の自分には合わないのか、あまり自分好みではない作品でした。家族や子どものいる人には刺さるのかな。
すごく綺麗でベタだな、という印象でした。
母が亡くなること、序盤でクラスメイトの女子にちょっと意地悪されること以外は悲しい出来事はなく、さざ波のような小さなイベントが続く感じ。登場人物がみんな悪い所が全くない良い人でした。
10年間という長い年月を描く割には、月日を感じさせる描写が少ない気がしました。父や家変わらなすぎでは?ベール10年箱に入れたままなら劣化しそうだけど、そこは気にしすぎか。
後半の取ってつけたようなアタック25が余計に感じました。無くても物語として成立するような···。
主題歌が作品の雰囲気と合っていてよかったです。
2021-116